食事で変える心と体

心身の不調を食事や栄養で改善するための情報を発信します。たまに個人的な雑記や気になった話題についても書きますのでご了承下さい(笑)

学校給食と子供のメンタル、体への影響考。今の不調はあの時の食べ物が原因?②今の子供も大人も大好きな揚げパン、わかめご飯、カレーライス!でも血糖値は…。子供の心身への影響、勉強に集中できない、昼間の異常な眠気、いじめももしかすると…?

こんにちは、りょうです。

昨日に引き続き給食についてふと思うことを記事にするシリーズ2回目です。

前回もお伝えしたのですが、決して給食が悪いから食べるなというわけでも、それを作っている栄養士や調理員の皆様を責めているわけでもありませんので、その点についてはご配慮いただければと思います(汗)

また、こちらも書き方など配慮しているつもりですが、気分を害されてしまった方は大変申し訳ありません。

ただ、そういう可能性もある、そういった見方・意見もあるという範囲でご閲覧いただければと思います。

今回も給食に欠かせない、主食についてです。
主食と言うくらいですから、もちろん毎回献立に含まれますよね(笑)
白いご飯が多いですが、他にも混ぜご飯やコッペパン、揚げパン、うどんやパスタなどの麺類など色々あるかと思います。
育ち盛りのお子さんにとってはエネルギー源としてそうした主食、糖質は大切なものかもしれません。

しかし、少し考えていただきたいのがその量と質についてです。

まず、量についてですが、文部科学省が定める給食のご飯の量(炊く前)は
・児童(6歳~7歳)の場合 :70
・児童(8歳~9歳)の場合 :80
・児童(10歳~11歳)の場合 :100
・生徒(12歳~14歳)の場合:110
とされているそうで、炊飯によってこの量は2倍程度になります。

また、献立によってはご飯やパンと麺という組み合わせがあったり、カレーライスなどの時にはもっと量が増えたりと、給食ではかなりの量の糖質を摂取することになります。

健康な成長期のお子さんなら問題は無い、むしろ国の定める量、カロリーを満たすためにはそれだけの量が必要不可欠と思われるかもしれません。

でも、最近テレビ等でも言われるように糖質、特に白いご飯やパン、麺類は血糖値を急上昇させ、血管にダメージを与えたり、後になって様々な弊害が出るとされています。
また、血糖値の変動が大きくなると精神面でも影響が出ます。イライラしやすなったり、情緒不安定になったり、落ち込みやすく、ストレスに弱くなったり、攻撃的になってしまうこともあるとされています。

給食における主食は上にあげたような量で、更に質という点では、精製された白いもので、血糖値を上げやすいものが多いかと思います。

そうした糖質を摂り続け、血糖値の大きな変動が続けば、何らかの影響が出ることは避けられないのではないでしょうか。

精神面では、勉強に集中できない、意欲がわかない、沈みがち、性格が暗くなってしまった、学校に行きたがらない、うつ気味、常にイライラしている、誰かをいじめてしまう、落ち着きがない、ひきこもりがちなどなど…。
身体面では、疲れやすい、貧血、便通悪化、食後(給食の後の授業で特に)に強い眠気を感じて、どうしても眠ってしまう、アレルギーが治らない、体が弱いなどなど…。

挙げていけばキリがないくらい様々な不調の原因になっていることが予測されます。

それだけではありません。精神面の影響で書いたように、いじめの原因、不登校の原因になってしまい、ひどくなればそれが原因で自殺してしまったりその後の人生に大きな影響を与えてしまうという危険も考えられます。

大袈裟と思われるかもしれませんが、それだけ糖質の血糖値への影響、精神、身体への影響は大きいのです。
確かに子供は大人より必要な栄養量は多いこともありますし、活動量、代謝の関係で糖質の影響は受けにくいかもしれません。
しかし、あくまで、「受けにくい」だけで少なからず影響は受けてしまいます。いくら少ない影響でもそれが蓄積してしまえば…。

また、主食でなくとも、おかずの味付けがどうしても児童がこの好むようにと甘めになっていたり、デザートがついてくることによっても糖質量は増加してしまいます。
もちろん、喜んで美味しく給食を食べてもらうために、食事の楽しさを知ってもらうためにそうした事は大切ですし、必ずしも悪いとは限りません。

ただ、そうした工夫と同時に、血糖値への配慮も出来ればより良いものになるのではないでしょうか。
例えば、パンやご飯と麺のような組み合わせを避ける、ご飯に少しだけでも雑穀を混ぜたり、玄米にしてみたり、ワカメやきのこなど血糖値を上げにくい食材を組み合わせる、精製小麦を使ったパンを避けるなど…。

給食を作っている栄養士の皆様や調理員の皆様だけでは変えることはかなり難しいかと思います。
しかし、そうした工夫をしたい、それがどれだけ子供のためになるか、今の給食にどんな問題があると考えられるかなどを声にしていくことによって、少しずつでも変えられるかもしれません!

最近になって糖質制限が話題になっていたり、血糖値の害が取り上げられるようになっているため、少なくとも以前よりは受け入れられ易いのではないかと思います。

自分は調理員でも、管理栄養士でもありませんので、このように言えて実際はそう簡単に変えられるものでは無いことも分かっています。

でも、簡単に変えられなくても、少しずつでも変えたいという人が増えれば、子供のためを思う人が増えてくれれば、少しずつでもその声が現実になるかもしれません…。


偉そうなことを長々と大変失礼しました(汗)
本当に気分を害してしまった方には申し訳なく思います。

単に、そういう見方もあるなと言う程度にとらえて頂ければありがたいです。

お叱り、ご意見のコメントももちろんお受け致します!

今回は給食における主食についてでした!

反感を買うことを恐れながらももう少し書きたいことが…(汗)

今回はこれで失礼します。ご閲覧ありがとうございました!

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