プロテインは必要ない、痩せない、体調を崩した…。プロテインに関するお悩み、疑問についての考察まとめ

こんにちは、りょうです。

なんだかんだで長くなってしまった、テレビで取り上げられていたプロテインについての話を考察するシリーズ、恐らく最終回です（苦笑）

前回もお伝えしたかと思いますが、今までのおさらい、まとめとなりますので詳しい解説が欲しいという方は今までの記事を参考にして頂くか、コメントなどいただければと思います。

①プロテインは運動をしない人または軽い運動しかしなければ必要ない？

プロテインは体の構成成分であり、体に蓄えておくことが出来ないということからどんな人にとっても必要な栄養素です。また、必要なタンパク質量は思っている以上に多く、簡単に補えないため、プロテインが必要となります。
要するに運動をするしないに関わらず、必要なタンパク質量を満たすためにプロテインはほとんどの人にとって摂取すべきとも言えるのですね。

②タンパク質はどんな人でも50gで十分？
一般的な男性の体重が50kgと仮定して、体重1キロあたり1gのタンパク質を摂れば良いという考えのようですね。
しかし、こちらの記事にあるように（https://yuchrszk.blogspot.com/2016/11/blog-post_69.html?m=0）日本を含め各国のタンパク質摂取量が低すぎたという論文が発表されたそうです。
実際に必要なタンパク質量は体重×1.5~2.2gを｢誰もが｣摂るべきであるとされています。
となると体重50kgでは75~110gとなりますので50gではほとんど足りないことがわかりますね…。
50gで十分な人となると、体重が22~33キロくらいのひとということになりますね（苦笑）それだけの体重となるとかなり痩せすぎの方、もしくはお子さんということになりそうですが、その場合は成長期、痩せすぎ改善のためにさらに多くのタンパク質が必要となることが予測されます。

③タンパク質量が満たせていればプロテインは必要ない？
普段の食事お肉や魚、卵などのタンパク質が豊富な食品をきちんと食べていて、上にあげたタンパク質量を満たせていればプロテインを余計に摂取する必要はないという考えです。
プロテインは余分に摂ってしまえば他の食べ物と同じように太りやすくなったり、脂肪になってしまう可能性があるとのことでした。
しかし、実際はどうか。私たちの体の組織は常に壊され、修復されてを繰り返しています。怪我や病気がなくても、ある場合はもっと盛んにそれらの破壊と修復が行われます。体の全ての組織はタンパク質出できていますので、そうした修復のためにももちろんタンパク質が使われます。特に、筋肉は歳をとる事に減少していく傾向があり、運動をしないとその現象が早まってしまいます。しかし、プロテインを摂取していれば筋肉の増加効果も期待でき、更に余剰に摂取した分は筋肉の減少を抑えるのに効果が期待できるとされています。そのため、食事からタンパク質をしっかり摂っていてもプロテインを更に摂る事は不必要とは言え無いかもしれません。

④プロテインは摂りすぎれば太る？
上にも書いたように、プロテインもカロリーがありますので余分に摂ってしまえばカロリー過剰になり太ってしまうということですね。
しかし、繰り返しになりますがプロテインは余分に摂取しても筋肉の減少防止に使われます。
太ってしまうとされているのはいくつか原因があり
・一般的にタンパク質、プロテインは代謝に必要とされるカロリーが糖質や脂質よりも多いため、摂取することで痩せるとされている。しかし、糖質を含むものと一緒に摂取（糖質が含まれているプロテインなど）することでその効果は損なわれると言われている。また、普段の食事が糖質中心では、血糖値やインスリンの関係で体重が増加してしまいます。
・プロテインは色々な種類があり、添加物や糖質が含まれているものもあります。そうしたプロテインは結果的に血糖値を乱高下させたり、インスリン分泌によりその中の糖質を脂肪に変えてしまったり、添加物に関しては腸内環境を悪化させたりすることで栄養素の消化吸収を悪化させたりインスリンに効きが悪くなり、多量にインスリンを分泌させるインスリン抵抗性を引き起こし、その影響で太ってしまうということです。