食事で変える心と体

心身の不調を食事や栄養で改善するための情報を発信します。たまに個人的な雑記や気になった話題についても書きますのでご了承下さい(笑)

プロテインは誰もが必要です!摂りすぎても太らない?不調になるのはこんな原因かもというお話

こんにちは、りょうです。

先日テレビの番組でプロテインやタンパク質について取り上げられていました。見たという方も多いのではないでしょうか。

タンパク質がそこまで注目されるようになったのかと期待して見ていたのですが、少し内容的に疑問に思う点があったので少し考察しようと思い記事にしてみました。
テレビを見てタンパク質やプロテインについて色々なことがわかった、プロテインは良くないのかもしれないと考えた方、自分には必要ないのかもしれないと思った方などそれぞれかと思いますが、果たして本当でしょうか?

そうした情報に流されてタンパク質、プロテインを摂る量が減ってしまうことによる弊害というのは予想以上かもしれません。
そんなわけで今回は、先日テレビで放送されていた内容を中心に取り扱っていこうと思います。

①タンパク質は運動をしない人や、ウォーキングなどの軽い運動しかしない人には必要ない?
運動をする人は筋肉の消耗が起こるためその回復のためにタンパク質やプロテインが必要ですが、消耗するほどの運動をしない人はわざわざ摂る必要はないという事だそうです。
しかし、何度もお伝えしているようにタンパク質は体の全ての元となる栄養です。筋肉以外の材料にもなります。
そのため、運動をしないからと言ってタンパク質を控えてしまえば体を作る材料がどんどん不足し、体も心もボロボロになってしまいます。
更に問題なのは、怪我をしたり病気になったりして動けない、動けないからタンパク質やプロテインも必要ないと考えて摂らなくなってしまうことです。
そういった時は消耗がさらに激しくなり、場合によって普
段よりも2倍ほども必要とすることもあります。
そうでなくても、何かしら不調がある、精神疾患や慢性疾患を抱えているという場合も同じです。
不調があるということは何かしら体に不具合があるということですからその不具合を治すためにはタンパク質は必要不可欠なのです。

②タンパク質は50gを目安に摂ればよい
テレビでは男性女性など特別に指定はしていませんでしたがとにかく50g摂れていれば問題ないということでしたね。
でも、本当にそれで足りているのでしょうか?
アメリカを始めとする海外では必要なタンパク質量は体重×1.5~2.0gと言われています。体重が25kgの方なら50gで十分ですが、まずそこまで体重が軽い人は少ないかと思います。
それに、もしそこまで危機的状況であればさらに多くのタンパク質が必要となるかと思います(苦笑)
話が逸れましたが要するに一般的な方であれば50gのタンパク質では不十分ということです。
また、1.5~2.0gと言っても、その方の食事内容(糖質が多い、加工食品をよく食べるなど)や生活習慣、体の調子、病気や疾患、怪我などの有無によっても増減があります。
それを50gと決めてしまうの問題かもしれませんね…。

③タンパク質が十分に取れていればプロテインは必要ない。
プロテインはあくまで食事でタンパク質を摂れない人が補助として飲むものという考えもありますが、そんなことはありません。そもそも、②に書いたようにタンパク質はかなり沢山の量が必要となります。そのため食事から撮ることはなかなか難しいのではないかと思います。
もし摂れていたとしても、ダイエットをしている方、病気や疾患がある方は多目に摂る分はむしろ代謝を上げたり、体の再生や組織の修復、栄養素を利用する助けとなるなどむしろメリットの方が大きいのです。多く摂るとその分カロリーが増えて太りやすくなる、体調が悪化するという話もありますが、実はそれはタンパク質やプロテインが原因では無いかもしれないのです。(後に書きます)

そのため、食事からタンパク質が取れていれば、プロテインは必要ない、摂らない方が良いということは決してありません。食欲抑制効果、代謝向上、免疫力アップ(白血球などの元でもあります。)、腸内環境改善(お肉などのタンパク質は腸内環境を悪化させるというイメージがあり意外かと思いますが、タンパク質、アミノ酸は腸の粘膜細胞を修復する働きもあります(グルタミンが代表例です)。むしろ腸内環境を悪化させるのは加工食品や添加物とも言われています。)
ただ、その前に必要なタンパク質量を摂る、という前提があります。体重50kgの方であれば×1.5~2.0つまり75~100gのタンパク質が必要となります。鶏肉であれば平均して100gあたり20gですので100h摂るためには500gの鶏肉が必要です。それだけ果たして取れるでしょうか(汗)
また、消化力が落ちている、胃がもたれやすいという方こそタンパク質が必要となります。消化液や胃腸の粘膜の材料ももちろんタンパク質です。少しずつ、添加物や甘味料の使われていないもの(糖質とタンパク質の同時摂取は消化に負担がかかりやすいと言われています。特に人工甘味料は肝臓だけではなく胃腸にも負担がかかるとも言われています。)を摂るようにしていただければと思います。

少し長くなってしまったのでいつも通り2つに記事をわけさせて頂きます。
この記事を読んでタンパク質やプロテインについてもう一度考え直すきっかけになってくれればと思います。
何より、タンパク質やプロテインが主食になっても良いのではないかと最近常々思うほどタンパク質は私たちにとって大切な栄養なのです。50gではどんどん体がボロボロになってしまうかもしれませんので意識して摂取して頂きたいです…。

添加物や人工甘味料も使われていないこのプロテインを自分は使っていますが、飲み物に入れたりヨーグルトに混ぜたり、料理に入れたりと使いやすく、また飲みやすさという点でも良いかと思います。( https://jp.iherb.com/pr/California-Gold-Nutrition-SPORT-Whey-Protein-Isolate-Unflavored-90-Protein-Fast-Absorption-Easy-to-Digest-Single-Source-Grade-A-Wisconsin-USA-Dairy-1-lb-16-oz-454-g/71031?rcode=GAN9014
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