スイーツ、ラーメン、パスタ、おにぎり、サンドイッチ…みんなが好きな食べ物色々。流行するのは味や見た目以外の理由があるかも…?
こんにちは、りょうです!
前回の記事に引き続き、最近話題の食べ物がどうして流行するのか栄養的な面から考えていきたいと思います。
おさらいすると、最近の流行りの食べ物、ケーキやパフェなどの甘いスイーツ、パスタやラーメン、パンなど糖質や多いものが人気を集めているのはその美味しさや見た目という点だけではなく、最近の人の食生活や現代になって食べられるようになったものが関係しているかもしれませんよというお話でした。
最近の人の食生活でかなり多くの方に当てはまるのが糖質が過剰になってしまっているということ、そして最近食べられるようになってきたものといえば加工食品や添加物が使われた食べ物です。こうした糖質方の食生活や添加物の多く含まれたものを食べる生活が続くことにより多くの栄養素が失われてしまいます。糖質代謝に必要なビタミンB、血糖値に深く関わる亜鉛など、どれも私たちにとってなくてはならない大切な栄養素です。
前回はミネラル、特に亜鉛に焦点を絞ってお話しましたが、今回は別な栄養素「タンパク質」についてお話したいと思います。
タンパク質と聞くと「またか…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね(汗)
でも、何度も言うということはそれだけ大切な栄養素ということですのでどうかお付き合い下さい(笑)
このタンパク質も、最近の糖質制限ブームのおかげで少しずつ注目され、一部の方はその大切さに気が付き意識して摂取しているかと思います。
しかし、それでもまだまだ足りていない方は多く、実際日本の栄養摂取基準に基づく量では全く足りていないとされています。
実際に必要な量として目安と考えられるのは自分の体重×2.0g分、つまり、50キログラムの方なら100gのタンパク質が必要となる計算です。
果たしてそれだけのタンパク質をどれだけの方が取れているでしょうか…?
なぜこのタンパク質が糖質の多い食品の流行に関係するかと言うと、色々な理由がありますが
・タンパク質が食欲抑制作用を持つ(タンパク質不足により食欲が落ち着かなくなり、糖質のものをどんどんと食べるようになる可能性)
・タンパク質は精神安定作用を持つ(タンパク質か不足した食生活を続けていると、精神が不安定になり、それを一時的に抑えようと糖質の多いものを食べてセロトニンという幸福物質を分泌しようとする。
)
・タンパク質がアミノ酸や脳細胞、ホルモンの材料となる(糖質でお腹を満たし、タンパク質の摂取量が減るとホルモンバランスが崩れたり、糖代謝に関わるアミノ酸が作れなくなったり、満腹中枢、食欲をコントロールする脳の細胞が作られなくなり、更に糖質を食べるようになってしまう。)
などが考えられるかと思います。
しつこいようですが、お肉を100g食べればタンパク質が100g摂れるという訳ではありません。
サラダチキンで有名?な鶏胸肉でさえ100g中のタンパク質 20g程です。100gのタンパク質を鶏胸肉から摂るためには500g必要な計算になります…。
胃が丈夫な方、食欲旺盛な方などなら食べられるかもしれませんが普通の方にとってはかなり難しいですよね(苦笑)
更にタンパク質は同じものを繰り返し食べないこと、アミノ酸が食品によって含まれ方が違うことなどから様々な食品を摂取する必要があります。
なかなか難しいですよね…。
では一体どうすれば良いのか!
ということについては後日お話したいと思います(笑)
記事が長くなってしまったのでどうかご了承下さい(汗)
そんなわけで今回はこれで失礼します。ご閲覧ありがとうございました!
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