食事で変える心と体

心身の不調を食事や栄養で改善するための情報を発信します。たまに個人的な雑記や気になった話題についても書きますのでご了承下さい(笑)

気圧性頭痛など気圧の変化に弱いという方…。その原因、タンパク質、プロテインが足りてないかもしれませんよというお話

こんにちは、りょうです。

季節の変わり目、台風の接近、天気などで気圧が変化するとどうにも体調が悪くなるという方が最近多いように感じます。特に、低気圧頭痛という言葉もよく耳にするようになりましたね。

それだけ悩んでいる方が多く、治療も難しいということで取り上げられる機会が増えたのかと思いますが、今回はその気圧の問題について個人的にその原因、改善策について考えたことについて書いてみようと思います!
あくまで医療関係者ではないので参考程度に留めて頂きたいと思いますが、何か参考になったり、そういうことがあるかもしれないなどお役に立てば幸いです(汗)


まず、気圧によって影響を受ける仕組みについてですが、いくつか原因が挙げられるようですが、今回は
・自律神経の問題
・血管の問題
の2点に注目して考えていこうと思います。

まず、自律神経についてです。
天気や気圧の変化に対応するために、自律神経は体温の調節をしたり、呼吸を深くしたり浅くしたり、様々な体の機能の調整を行います。
しかし、こうした調整があまりにも繰り返し行われてしまえば少しずつその機能は弱まり、調整に乱れが生じてしまいます。
自律神経の乱れは、ホルモン分泌にも影響し、ストレスに弱くなったり、便通が悪化したり、血糖値が変動しやすくなったり、精神的に不安定になりやすくなったり多くの弊害が生じます。これが気象病と呼ばれるものですね。

そんな自律神経の乱れを改善するためには、神経伝達物質がきちんと作られ、分泌され、作用することが必要になります。
ではその神経伝達物質は何から作られるかと言うと、それがタンパク質なのです!

以前もお話したように、タンパク質は体を作るあらゆる物質の材料となります。神経伝達物質はもちろんですが、ホルモンもタンパク質から作られます。そのため、タンパク質が足りなければ自律神経が上手く機能しなくなり、気圧や天候の影響を受けやすく、つまり気象病になりやすくなってしまう可能性があるということですね。

次に血管の問題についてです。
私たちの体は常に気圧の影響を受けていて、その影響は血管にも及びます。気圧が低くなれば血管にかかる圧力も下がり、血液中の水分が細胞へ移動します。反対に気圧が高くなれば血圧へかかる圧力も高くなり、今今度は細胞の水分が血液へ移動します。この、水分の調整を行っているのが血液中の成分である「アルブミン」という成分です。このアルブミンは血液の主成分でもあり、非常に大切な物質です。これが何から作られるかと言うと…。もうお気づきかもしれませんがこちらもタンパク質なのです(笑)


ここまで書いてくればご理解頂けるかもしれませんが、気圧による不調にもタンパク質が深く関わっているのです!
食事によるタンパク質量が少なくなればそうした気象病に立ち向かうため物質が作られなくなってしまいます!
そのため天気や気圧によって、気分が不安定になりやすくなったり、頭痛が起きたり、疲れやすくなったりなどの多くの不調の原因になってしまうということになります。

そうならないためにも食事から、タンパク質が豊富な食品を積極的に摂ることが気象病の改善に繋がるかもしれないのです!
ただ、神経伝達物質やホルモンを作ったり、アルブミンを作ったりするためには他にも
・ビタミンB群
・ビタミンC
・鉄
マグネシウム
亜鉛
コレステロール
などなどこれだけではありませんが様々な栄養素が必要となります。

そのため、栄養欠損、食事を抜くダイエット、偏った食事によって気象の影響を受けやすくなるというのもうなずけるかと思います。

いかがでしたか。気象病に食事、とりわけタンパク質が非常に関わっていることを知っていただけたなら幸いです!

病院に行ったり薬を飲んでも改善しないという方は、今の食事を見直してみませんか?お肉や魚、卵など食べていますか?カロリー制限、食事を抜く、野菜やスムージーばかり、糖質のものばかり食べているなどということはありませんか?

気になる方はご相談などもお受け致しますのでお気軽に仰ってくださいね!
それでは今回はこれで失礼します。ご閲覧ありがとうございました。

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