元気になりたかっただけなのに…。薬より怖い?エナジードリンクが健康と将来を奪うかも…。
こんにちは、りょうです。
眠気を覚ましたり、徹夜をしたり、スポーツなどのパフォーマンスを上げるためなど目的は様々かと思いますが、エナジードリンクというものを飲んでいる方は少なくないかと思います。
その効果からか、今の時点でもかなりの種類が販売されていますよね。
そんなエナジードリンクについてふと思うところがあり、少し考察しようと思いてみました。
エナジードリンクは種類によってその成分や含まれる原材料に違いはありますが特徴としてはカフェインを多量に含んでいるということが第一に挙げられます。
そのカフェインが交感神経を刺激することで、やる気が出たり、活動的になったり、眠気がなくなったり、人によっては運動能力が向上する事にも繋がるのですね。
ちなみに、カフェインの量ですが、コーヒーで約60mg/100mlなのに対して、エナジードリンクはものによりますが70mg/100mlとされるそうです。
これだけ比べると特に大きな差はないように感じられますね。
しかし、エナジードリンクの影響が大きいのはカフェインだけが関係するのではありません。
むしろ、エナジードリンクに含まれる他の成分が大きく関わっているのです!
そ中でもタウリンとカフェインの組み合わせによる影響が強いとされています。タウリン自体はむしろ肝機能を高めたり、二日酔いの予防になったりとむしろメリットが多いのですが、タウリンとカフェインの同時摂取はカフェインの効果を高めてしまう可能性が指摘されています。
そのため、コーヒーだけ飲んでもカフェインの影響はそれほど言われないのに対して、エナジードリンクの方は実際に被害が出たり、危険視されているということになるそうです。
また、他にも精製された砂糖が多く使われている点、カフェインとの組み合わせにより害をもたらす可能性がある添加物が使用されている点などが関係し一般的な飲料以上に注意が必要とされたり、規制されたりしているのですね。
確かに一時的に集中力が上がったり、やる気が出たり、眠気が冷めたり、運動能力が上がることもあるかもしれません。
しかし、その後について考える人は少ないのが実際のところです。
考えられる影響としては、
・カフェイン中毒になってしまう
・交感神経を強く刺激することで自律神経のバランスが崩れる
・精製糖質の摂取による低血糖、血糖値の問題
・添加物の影響、精製糖質の摂取に伴う血糖値の変動による脳への影響、精神疾患の原因になる可能性
・交感神経を刺激しアドレナリンなどの副腎からのホルモンの過剰分泌に加え、精製糖質の摂取による血糖値の大きな変動に伴う血糖値調整ホルモン(インスリン、グルカゴン、アドレナリン、ノルアドレナリン)の分泌による副腎疲労。そして副腎疲労に併発するリーキーガット、過敏性腸症候群、血糖値調整異常、うつ、慢性疲労などの様々な疾患
など多くの不調や病気、疾患の原因になりかねないのです。
考えてみると、自分は高校生の時に陸上部で長距離を走っていたのですが、記録をあげるためにあるエナジードリンクを大会が近づく度にかなりの頻度で飲んでいました。
もしかすると、その影響で副腎疲労となり、そこから低血糖、精神の不安定、リーキーガットと腸内環境の悪化等多くの不調を引き起こしていったのかもしれないなと感じています。
今更ですがかなり後悔しています(汗)
そのため、今エナジードリンクを頻繁に摂取している方には自分のようになって欲しくないと感じたこともあり記事にさせて頂きました。
一人でも多くの方にエナジードリンクの危険性と、その付き合い方について考えていただけたなら幸いです。
今回はそんな元気になるはずのエナジードリンクに元気を奪われ、健康や将来を奪われるかもしれないというちょっと恐ろしいお話でした(笑)
今回はこれで失礼します。ご閲覧ありがとうございました!
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