食事で変える心と体

心身の不調を食事や栄養で改善するための情報を発信します。たまに個人的な雑記や気になった話題についても書きますのでご了承下さい(笑)

さば缶を超えるかもしれない!意外すぎる?屋台で見かける、お父さんがよく食べる、あの食べ物が予想以上にメリットだらけ。糖質制限ダイエット、筋力アップ、血糖値や疲れやすさ、メンタルにも期待できるかもしれませんというお話

こんにちは、りょうです!

以前の記事で鯖缶にかわってさらに栄養価の高い魚をご紹介させて頂きました。

鮭やいわしなど色々な魚があったかと思いますが、その中に取り上げなかったもので、最近注目されている食材を見つけたので今回はその食材についての記事です。

恐らく日本人の多くの方に馴染みが深く、お祭りなどで見かけることもある、ちょっと見た目が苦手な方もいる(?)かもしれない…。

一体なんだと思いますか?


正解は…

「たこ」と「いか」です!!

たこ焼きやいか焼き、お祭りで見かけますよね?見た目はちょっと…という方もいらっしゃいますよね(笑)

そんなたこやいかが最近、魚類にかわるかもしれない食材として研究されているそうです。
(この記事を参考にさせていただきましたhttps://www.sciencedaily.com/releases/2018/10/181029130954.htm

まず、いかとたこのメリット、栄養価などについて簡単にまとめます。

①高タンパク、低脂質、低カロリー

高タンパク食品としては案外知らない方も多いのですが、そのタンパク質量は

するめいか(生)…約18g/100g
真たこ(茹で)…約21g/100g

となっていまして、これはさば缶のタンパク質量、平均約16g/100gと比較してもどれだけ豊富かわかって頂けるかと思います。

更にカロリーと脂質(それぞれ100gごと)についてですが

カロリー
たこ 99kcal
いか 88kcal
さば缶 184kcal

脂質
たこ 0.7g
いか 1.2g
さば缶 平均約12.4g
鯖缶の平均はこちらを参考にさせて頂きましたhttps://otonmedia.jp/post-14813/

このようになっています。
いかの脂質に関してはさば缶の10分の1ほど、カロリーに関してはいかもたこもさば缶の半分程しかないのですね。
ここまで違うと感動するレベルです(笑)

また、イカのタンパク質は消化吸収に優れているという特徴もあり、タンパク質、アミノ酸をかなり効率よく摂取できるとも言われています!

②さば缶に負けない栄養価

たこもいかも見た目としてもあまり栄養がなさそうに思う方も多いかと思いますが、そんなことはありません!
特徴的な栄養として

たこ
ビタミンE
ビタミンB2(他の魚の2~5倍とも言われています!)
ビタミンB12
ナイアシン
タウリン
亜鉛

いか
ビタミンA
ビタミンE
ナイアシン
アセチルコリン(神経抑制、リラックス、抗ストレスなどに有効)
タウリン
亜鉛
などが特に豊富に含まれています!

特にどちらにも含まれるタウリンですが、肝臓に良いということはご存知の方も多いかもしれませんが、それだけではなく最近では血糖値を下げる、インスリンというホルモンと似た働きをすることもわかってきました!
糖質制限ダイエットをしている方にとってこれ以上ないと言える食品かもしれませんね(笑)

他にもさまざまな栄養が含まれており、もちろんさば缶でお馴染みのDHAEPAも含まれていますのでご安心を…。


③旨み成分が豊富

たこやいかは中々の歯ごたえがあり、歯やあごを鍛えるのに最適とも言われますよね。
そしてよく噛んでいるとだんだん味が出てくる、甘みが出てくるというように表現されることもあるかと思います。
実はこの味や甘みが旨み成分のアミノ酸グルタミン酸アスパラギン酸なのです!
この旨み成分もアミノ酸である以上、やはり体に吸収され、細胞や組織、全身を作る材料になります。

そんな旨み成分が豊富で美味しく食べられ、なおかつ体の役に立つ…これもメリットと言えるのではないでしょうか。

そんないかとたこですが、残念ながらデメリットとも言える点がいくつかあります。

①かたい
一番の問題とも言えるかもしれません(苦笑)
調理の方法にもよるかと思いますが、食感がどうしてもかたくなりがちで食べにくい、あごが疲れる、飲み込めないなどにつながってしまいます。
メリットで書いたように、噛んでいるうちに出てくる旨みや美味しさを感じられるのは良いかもしれませんが、それにしてもあごが…という方も多いのが実際のところですよね。

ですが、隠し包丁を入れる、切り方を変える、圧力鍋などを使いじっくりしっかり火を通すかさっと火を通すようにして中途半端に加熱しない、塩麹に漬けておくなどの方法により柔らかくできるかと思いますので、かたさが…という方はお試しいただければと思います!

②養殖が難しい
これは少し難しい話になるのですが、たこやいかは世界的にも養殖研究段階で、がまだ普及しておらず、天然に頼る他ないのが現実だそうです。
他の魚、例えばまぐろやぶり、鯖、貝類などはご存知の方も多いように養殖方法が確立されていて、日本でも盛んに行われお店で見かけるものも養殖というものが多く、味や栄養も天然のものに劣らずむしろ優れているものもあるほどです。

たこやいかはそのように養殖というものを見かけませんよね?それは養殖がまだ方法が確立されていないということだったのです。

しかし、現段階では他の魚に較べて漁獲量が安定しているため、急激に供給が不安定になったり、漁獲が禁止されるという心配はないそうです!
ただ、他の魚同様、天候によって漁獲量が左右されてしまうのは避けられないところです…。

今回は知らない方も多いいかとたこの栄養について、さば缶に負けない良い食材だよということでお話させて頂きました!

ちょっと調理が難しいという点もあるかと思いますが、お店で茹でたたこが売っていたり、たこわさびという食べ方も出来ますし、じっくり煮れば柔らかく美味しく食べられます。
最近は冷凍のものもあり、手軽に食事に取り入れやすくなったかもしれませんね!


いかであればおつまみのするめや屋台のイカ焼き、いかソーメン、里芋や大根と一緒に煮る、など美味しく食べる方法は沢山あるかと思います!
塩辛であれば発酵食品という事で腸内環境にもよく一石二鳥ですね!

今まであまり注目していなかったという方、この機会に是非食事に取り入れてみてはいかがですか?(だじゃれを狙った訳ではありません 汗)

それでは今回はこれで失礼します!
今回もご閲覧ありがとうございました。

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