食事で変える心と体

心身の不調を食事や栄養で改善するための情報を発信します。たまに個人的な雑記や気になった話題についても書きますのでご了承下さい(笑)

肉の油は悪くて魚の油は良い?誤解されがちな肉のあぶらのすごい効果。もっと摂って欲しいお肉と飽和脂肪酸の話。血糖値やコレステロールの改善も…。

こんにちは、りょうです。

以前の記事で脂は乾燥肌の方に特に有効かも知れませんよというお話をしたかと思います。

そうは言っても、カロリーが高いし、太りそうだし、何だか健康に悪そうだし、胃にもたれそうだし…などあまり良いイメージがなく、敬遠してしまう方が多いですよね。

そんな脂ですが実はもっと積極的に摂って良いかもしれませんよということをお伝えしたく記事にさせて頂きました!
この記事を読んで少しでも脂のイメージが変わり、少しでも不調の改善や体調の維持に役立ててくれれば幸いです。

脂と言うと大きく分けて2種類あり、
飽和脂肪酸(お肉やバターの脂で、常温で個体のもの)
不飽和脂肪酸(魚や植物の脂で、常温で液体のもの)

があります。

お肉の脂は健康に悪くて、魚の油やナッツの脂は健康に良いと考える方も多いでしょうし、テレビや雑誌、ネットの情報などでもそう紹介していることがほとんどです。

しかし実際はそんなことは無い、と言ったらどうでしょう?
お肉の脂やバターは体に良いと言ったら…?

最近の研究で肉などに含まれる飽和脂肪酸に関して様々なことがわかってきました。
例えば

・心疾患や脳疾患などを上昇させるリスクは見られないかもしれない(http://annals.org/aim/article-abstract/1846638/association-dietary-circulating-supplement-fatty-acids-coronary-risk-systematic-review

・バターは摂取量が増えると糖尿病のリスクが低下するという報告もある(https://yuchrszk.blogspot.com/2016/10/blog-post_19.html?m=0

・お肉を食べてもコレステロールは上がらない(短期間上がりその後低下もしくは通常値に戻る)

・肉などの飽和脂肪酸の摂取によりコレステロールが作られ
、それを材料にしてコルチゾール(好ストレスホルモン)や男性ホルモンのテストステロン(トレーニングや運動のパフォーマンスを上げる、筋肉を増やし脂肪を減らす)などの様々なホルモンが作られる。

・お酒のアルコールによる体へのダメージを和らげる
・血糖値の上昇をゆるやかにする(脂質全般に言えるが特に乳製品の脂質が効果が高いとされる)
など様々なメリットがあったり心配される健康への影響も考え直されているようです!

更に飽和、不飽和に限らず脂自体の効果としましては、
・体の皮膚や粘膜、組織の柔軟性や潤いを保つ。肌荒れがひどい方に特に有効
コレステロールの材料となり、抗ストレス、副腎の機能補助、血糖値の正常化、慢性疲労月経前症候群精神疾患や脳機能の改善などが期待できる。
・脳の神経伝達を助ける(脳機能向上、精神疾患など)
・食欲抑制(テストステロンの関係)
糖質制限時のエネルギー、カロリー源になる
・腎機能低下、慢性疲労脂肪肝防止(コリンという栄養素の働き)
・善玉コレステロールを増やす(飽和脂肪酸とナッツ、オリーブ、アボカドなどに含まれるモノ不飽和脂肪酸の効果)

など非常に様々な効果が期待できるのですね!
こうして見ると、あれ?脂肪って意外と凄いのかも…と思っていただけるかもしれませんね(笑)

健康に悪いと今まで散々言われ続けてきた脂ですが、繰り返しになりますが思っている以上に悪者ではなく味方なのかもしれませんよ…!

ただし、ほかの食べ物にも言えることですが摂りすぎは十分注意していただければと思います(汗)

テレビ等ではやたらと魚がもてはやされ、鯖、いわし、秋刀魚などの青魚、鮭、まぐろなど色々な魚が取り上げられていましたが、お肉もやはり悪いとは限らないということですよね。

もしかするとそのうちに「肉を食べている方が健康になれる!」というような話も出てくるかもしれませんね…。

今回はそんなお肉とその脂に関するお話でした!
今回はこれで失礼します、ご閲覧ありがとうございました!

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