冬の不調は食事で改善②乾燥、感染症、 血圧のお悩みなどなど…。今年の冬こそ体質から変えてみませんかというお話
こんにちは、りょうです。
冬にまつわる不調やお悩みに栄養や食事からアプローチする方法についての記事2回目です！
どうしても冬になると寒さや乾燥、インフルエンザの流行などで体調を崩してしまう方も多いですよね。
｢そういう季節だから…｣「自分の体質的に冬に弱いのは仕方ない」と諦めていませんか？
もしかするとそのお悩みを栄養や食事を変えることで改善できるかもしれません！
というわけで冬にまつわるお悩みで多そうなものを選んでその対策について考えていきます！
それではさっそくいってみましょう
①肌や髪などの乾燥、あかぎれ、手足のひび割れ
どしうても冬になると空気が乾燥してその影響で皮膚や髪などがの潤いもなくなりがちですよね。いくら保湿しても手がガサガサしたりあかぎれになる、ひび割れてしまう、どんなに良いシャンプーなどを使っても髪がガサガサしてしまうなど…女性だけではなく男性でもお困りの方はいらっしゃるのではないでしょうか？
これらの症状は粘膜や細胞を作る栄養素の不足や体内の脂質が不足することが主な要因として起こります。
つまり粘膜を維持したり、細胞を再生したりする栄養や脂質が大切となる訳ですね。
効果が期待できる栄養としましては
・ビタミンA
・ビタミンB群
・ビタミンC
・タンパク質
・コレステロール
・オメガ3脂肪酸、DHA、EPAなど良質な脂質
・鉄
・マグネシウム
などが挙げられるかと思います！
②血圧のお悩み
冬場特に高齢者の問題として取り上げられることの多い血圧の問題。お風呂などに入る際に気温の差で血管が急激に収取したりすることで血管に負担がかかり心停止などにつながったりそこまで至らなくとも、めまいや動悸がしたり、立ちくらみがしたり危険で深刻な様々な不調の原因になりかねません。若い方でも血圧に問題がある方、高血圧はもちろん低血圧の方も注意していただきたいです。
そんな血管のお悩みに効果があるとされる栄養ですが
・タンパク質（血管を作る組織の材料となり血管を強くする、また、血管の柔軟性を高める役割のあるタンパク質も。）
・鉄、亜鉛、ビタミンB群など造血に関わるビタミンミネラル（血圧の問題に伴う血管の破裂、血管の詰まりを防ぐために正常に流れるいわゆるサラサラの血液を作る必要性があるため）
・マグネシウム（血圧を正常化したり、血管を柔らかくする役割）
・カルシウム（血圧を調整する働きがある）
ビタミンK、ビタミンD（カルシウムの吸収を促進し、効果を高める。特にビタミンDは減塩よりも効果が高いという研究もある）
・カリウム、ナトリウム（塩分を排泄するカリウムと血圧を調整するナトリウムのバランスを崩さないように摂取する）
・DHA、EPA（血液の流れを改善し、血流を良くしたり血圧を改善する効果）
などがあげられるかと思います。少し多いかもしれませんが、特にビタミンDは効果が高いと言われていますのでお試ししてみるのも良いかもしれませんね！
③感染症（インフルエンザなど）
受験生には一番の敵とも言えるものが風邪、インフルエンザですね。また、受験生に限らずただでさえ寒さで不調なりやすかったり冷えの影響を受けやすいこの時期、風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいますので健康な方でも注意しすぎるくらいに注意したいですよね。
ちなみに予防接種に関しては何か不調がある時に受けるとかえって感染しやすくなったりするという話もありますし、効果としてはあまりないという話もあります…。
そんな風邪やインフルエンザに効果が期待できる栄養素は、
・ビタミンC（風邪やインフルエンザのウイルスを不活性化する、抵抗力を高める）
・ビタミンD（免疫力を高める作用がかなり高い）
・亜鉛（風邪のひき始め、インフルエンザと思われる症状が出始めた時に有効だそうです）
・ビタミンB群（葉酸の白血球を活性化する効果やパントテン酸の免疫力向上効果など、また、栄養素の代謝に関わりエネルギーを作り出し風邪やインフルエンザに抵抗できる体を作る。）
・タンパク質、特にグルタミン（感染時には抗体産生などで大量のタンパク質が使われるため）
などがあげられるかと思います！
今回ご紹介した栄養は基本的なものがほとんどですので他にも機能性成分などで有効なものもいくつかあるとされています。しかし、そういった成分をあれこれ調べて摂るより、身近に感じられて摂取しやすい栄養素を摂る方が効率も良いですし、何より分かりやすいですよね（笑）
いくつか重なっている栄養素もありますのでそういったものに関しては特に意識して摂取すれば様々な不調に効果が期待できるかもしれない！ということになります。
冬にまつわるよくある悩み、不調を栄養で改善する方法についてでした！
もちろん、栄養は食事から摂ること、その他に睡眠や休養もいつも以上にとること、無理をしないこと、悪化したり良くなる兆しがなければ病院に行くことももちろんお忘れなく！
少しでもお役に立てば幸いです…。
今回はこれで失礼します。ご閲覧ありがとうございました！
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