日本人の半分以上が遺伝子に異常?難しいけど大切な遺伝子と栄養、ずっと治らない不調の関係…。
こんにちは、りょうです。
今回はかなり栄養療法的にたいせつながら、ちょっと難しいので書くのを躊躇していたことを書きたいと思います。
なかなかわかりにくい点もあるかもしれませんが何とかまとめられるよう頑張ります…。
遺伝子とメチレーションについてです。
遺伝子は分かるけれどメチレーションって?栄養と遺伝子に関係があるの?など初めて聞く方にとっては?だらけかもしれませんね…いきなり分かりにくくてごめんなさい(汗)
まず遺伝子と栄養についてちょっと解説したいと思います。
人は産まれる時に親から遺伝情報、DNAを受け継ぐという話は聞いたことがあるかと思います。
その遺伝情報を受け継ぐ際に、ある遺伝子は受け継ぐ(発現する)、ある遺伝子は受け継がない(発現しない)という、スイッチのオンとオフのような作業が行われます。
このスイッチの切り替えが上手く行けば心身ともに問題なく私達は生まれてくるのですが、いくつかの原因でその切り替えが上手くいかなくなることがあるのです。
その原因としては
・両親(特に母親)の栄養不足
・妊娠中の母体への悪影響
→ストレス、喫煙、飲酒、ビタミンBやタンパク質、鉄などの栄養不足、加工食品、添加物の摂取
・両親の親の遺伝子の異常
などが大きなものとして挙げられるとされます。
そして、遺伝情報の発現の切り替えが上手くいかないと様々な不調や疾患が子供に起こるとされます。
例えば
・体の組織の形成不全
・先天性の病気
・栄養素の代謝異常
・病気の罹患率が高まる
・てんかんや自閉症、精神疾患など脳や精神の問題
・血圧、血糖値系およびコレステロールの異常
・肥満になりやすくなる(痩せにくくなる)
などなど、一部では現代病の殆どはこの遺伝子の異常から起こるとも言われています。
そしてこの遺伝子の遺伝子の切り替えに関わるものがメチル基と呼ばれる物質です。メチル基がDNAにくっつくと遺伝情報がオフに、くっつかなければ遺伝情報がオンになるという仕組みです。
つまりこのメチル基が遺伝情報の発現を抑制するものになるとも言えるかと思います。
こうした遺伝子にメチル基かくっつくことをメチル化と呼びます。
聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが遺伝子の異常は後天的にも起こりえますし、その遺伝子の修復もまた可能です。
体内でメチル基を作り出す回路が存在し、そのメチル基を利用することで修復します。
さて、お待たせしました。ここでようやく出てきます。このメチル基を作り出す過程ががメチレーションで、その回路をメチレーション回路と呼びます。
このメチレーションが上手く行けば遺伝子を修復できれば様々な不調、はたまた難病も治療できる可能性があるということで最近注目されています。
そんなメチレーション回路を回すためには様々な栄養素が必要なのですが、ここでまた更に話が難しくなります(苦笑)
人によってはそのメチレーションを回すために必要な栄養素を補給すると更に不調になってしまうという…。
また長くなりますのでゆっくりいきましょう(笑)
次回はメチレーションに必要な栄養素について書きたいと思います。今回はこれで失礼します。
と、ちょっと予告?
ビタミンB群の妊娠中に特に必要なアレ…摂って損は無いかもしれませんよ…!
(https://jp.iherb.com/pr/Life-Extension-BioActive-Complete-B-Complex-60-Vegetable-Capsules/67051?rcode=GAN9014)
ご閲覧ありがとうございました!