食事で変える心と体

心身の不調を食事や栄養で改善するための情報を発信します。たまに個人的な雑記や気になった話題についても書きますのでご了承下さい(笑)

子供の体を作る栄養。運動能力、体力低下、更には勉強、精神体全体が蝕まれる不足すると恐ろしい栄養素のまとめ

こんにちは、りょうです!

先日テレビを見ていた際、また子供の体力低下に関するニュースが放送されていました。それだけ定価の傾向が強いということか、それとも多くの人が注目しているのかなんとも言えないところですが、問題としてかなり大きいことなのかもしれませんね。

そんな子供の体力や運動能力低下の原因は運動不足だけではないかもしれませんよということで前回はお話したかと思います。おさらいすると
・最近の食べ物は添加物、加工食品、糖質が多いものなどが多く体に必要な栄養素があまり摂れない
・そうした食べ物を食べていると、かえって栄養素の消耗が激しくなる。
・自炊をしていても、作るものによっては栄養が偏ってしまう可能性が高い(丼、麺類、カレーなどで糖質に偏るなど)
・時間や経済的な理由で十分に食事を食べさせてあげられない
などが原因でそうした状況になってしまうということですね。

今回はそんな中でも特に不足しやすい栄養素についてお話したいと思います。
それではさっそくいってみましょう!

①タンパク質
成長期の子供には何をおいても摂取していただきたい栄養素です。ちゃんと肉と魚と卵と乳製品、大豆製品をバランスよく食べている、食べさせているという方もいらっしゃるかと思いますが本当にその量で足りているでしょうか?成長期に必要なタンパク質量は体重×1.5~2.0g、つまり成人と同じだけのタンパク質が必要なのです。
何度も記事にしているようにこれは肉を100gとったから100gのタンパク質が取れるという訳ではありません。食べ物によって含まれるタンパク質の量は違いますし、ご飯や麺など炭水化物、主食と言われるものをしっかり食べながらそれだけの量のお肉や魚を食べるのはなかなか難しく、子供だけではなく大人も不足しがちなのが実際です。

②ビタミンB群
この栄養素はほとんどの人が不足していると言えるほど現代では不足しやすい栄養素です。というのも加工食品や添加物、糖質といった食べ物の分解、代謝に最も多く使われる栄養で、そういった食品が溢れ、口にする機会も多いこのごろであるためです。
また、妊娠中の栄養不足によって生まれてくる子供が元々ビタミンB不足だったり、体質的に不足しやすかったり、所要量が通常より多くなったり…非常に影響を受けやすい重要ビタミンです。
葉酸の摂取は奨められますが、他のビタミンB群に関して不足することで精神疾患になりやすかったり、貧血になりやすかったり、発達障害になってしまったりという問題がありますので意識して頂きたい栄養素です。

③オメガ3脂肪酸DHA EPAなど)
これも加工食品などが関係しますが、市販のお惣菜やレトルト商品、お菓子、揚げ物、お肉ばかり食べているとどうしてもこの栄養素はなかなか摂る事ができず不足しがちです。
特に子供が好みがちな市販の揚げ物、スナック菓子などを食べていると必ずと言えるほど不足してしまいます。脳の働きにはもちろん、アレルギーや柔軟な体づくり、丈夫な体づくりには必要不可欠な栄養素です。
ただ、亜麻仁油やえごま油などが度々取り上げられますが吸収率という観点では青魚(あじ、いわし、鯖、さんま)や鮭、まぐろなど魚から摂取するのが良いかもしれませんね。

マグネシウム亜鉛・鉄
まとめて書いてしまいましたが、これら3つの栄養素、ミネラルは特に加工食品や添加物を分解、解毒する際に消費されるとされ、また、微量栄養素と言われることもありただでさえ体内に含まれる量が少ないことに加え消耗しやすい栄養素です。
どの栄養素も今までの記事で書いた通り様々な不調に関係しており、現代の子供だけではなく大人も必ずと言えるほど不足しているとされています。
精神疾患、血糖値異常、貧血、立ちくらみやめまい、筋肉の正常な機能、冷え、体力低下、疲れやすい、平衡感覚がおかしい、脳機能低下などなど挙げていくとキリがないほどです。身体能力だけではなく精神面、学習能力という観点からも積極的に摂取してほしい栄養素です。

⑤ビタミンC
食生活とは少し離れて、ストレスという要因で不足してしまう栄養素です。部活動、運動、気候などによる身体的なストレスはもちろん、対人関係や勉強などの精神的なストレスでも不足してしまい、更に体内に蓄積できない水溶性ビタミンという観点からも毎日意識して摂取しないと不足してしまいます。風邪やアレルギー、感染症などでも免疫力を高めるために使われ、所要量が増えます。食べ物という観点では酸化した食品(作り置きのもの、揚げ物、加工食品、添加物など)を代謝する、抗酸化ビタミンでもあり、そういった食べ物を食べる機会が多いと更に不足してしまいます。また、スマホやテレビ、パソコン、ゲームなど画面を見る機会が多いとストレスを受け消耗が激しくなります。
挙げれば挙げるほど消耗要因があり不足しやすい栄養素ナンバーワンかも知れません(笑)

ビタミンD
ちょこっと以前記事にしたかと思います。
免疫力、精神安定、腸内環境、血糖値まで様々な面で注目される栄養素です。
この栄養素は運動不足ということが関係するのですが、太陽に当たることで合成されるビタミンです。しかし、近年は運動することはもちろん、外に出る機会すら少なくなっている現代では3人に1人、もしかするとそれ以上の人が不足している栄養素と言われています。
うつ病の原因、アレルギーの原因、リーキーガット改善など本当に素晴らしい効果を持つと同時に不足した時には恐ろしい栄養素です。またカルシウムを沈着させ骨を丈夫にし骨折、転倒を防ぐ効果もあり高齢者にとよく言われますが子供にも摂取していただきたい栄養素です!

ざっと栄養素の種類と簡単な説明をしてきましたがそれでもやはり長くなってしまいましたね(汗)
ここにあげた栄養素は運動機能はもちろん精神や健全な子供の成長において不足すると非常に大きな悪影響が生じやすいものです。
説明はやや簡単になってしまいましたが一つ一つ記事にしたいほどです(苦笑)

今回はここまでですが最後?に、実際にどのような食事、食べ物を意識すれば良いかについて記事にしたいと思います。

この機会にお子さんのために、もしくは自分のために、食事を工夫したり食べ物を選んであげてみてはいかがですか?

今回はこれで失礼します。ご閲覧ありがとうございました!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
ランキング参加しています!よろしければ押していただけるとありがたいです。