鉛筆をかじる子供、硬いものばかり食べたくなる…ストレスや癖じゃない！実は深刻な問題かも…というお話

こんにちは、りょうです。

皆さんは子供の時、鉛筆をかじってしまうという癖はありませんでしたか？本人に限らず、自分の子供がそうだという方、周りにそういう人がいたということはありませんか？

また、鉛筆ではありませんが硬い食べ物、歯ごたえのあるものが好きでついつい食べてしまうということは…？

突然おかしな質問から失礼しました（苦笑）

どうでもいい話ですが、自分は幼稚園や小学生の時やたら鉛筆をガシガシかじってしまう癖があり、特に家の鉛筆は目も当てられないほどの状態になってしまうことも多々ありました（汚い話ですみません汗）

今回はそんな鉛筆をかじってしまう癖、硬いものが好きな性格が実は危険なサインかもしれませんよーというお話をさせて頂こうと思います。

まず、鉛筆をかじってしまったり、硬いものを好んで食べるということは栄養不足が関係しているということはご存知でしょうか。

その栄養というのが｢鉄｣なのです。

鉄不足というと、貧血やめまい、立ちくらみなどが思い浮かぶかと思いますが、その中の一つに「氷食症」というものがあります。
夏に限らず、寒い時も、そこまで暑さや寒さが酷くない時にもなぜか氷が食べたくなるというものなのですが、実際は氷に限らず硬いものが食べたくなるという症状だそうです。

このことを聞いてふと思い当たる方もいらっしゃるかと思いますが、そうなのです。

先程上に書いた、硬い鉛筆をかじってしまう、食べ物で歯ごたえのあるものが好き、ということもこの氷食症が原因の場合が考えられるのです。
つまり、そういった傾向のある方は、鉄不足の可能性も否定出来ないということです。
断定できる訳ではありませんが、現代の3~5人に1人、それも年齢、性別問わずそれだけの人が程度のさこそあれ、鉄不足と言われているのです。

自分は血液検査でも何も問題ないし…という方が1番危ないかもしれません。
何度かお伝えしているように、今の段階で一般的な病院や国の定める貧血の定義、判定方法では分からない、隠れ貧血というものがあるのです。

栄養療法での基準値は、
MCV……基準値 85～102fL
MCH……基準値 28.0～34.0pg
MCHC……基準値 30.2～35.1%
赤血球数/RBC……基準値 430～570、女380～500
ヘモグロビン/HGB……基準値男13.5～17.5、女11.5～15.0g/dℓ
フェリチン……基準値 5.0～177.6ng/mℓ
が鉄分が足りているかを判断する指針になります。

また、鉄不足に限らず硬いものが食べたくなるのはストレスが溜まっていると言われることもあります。
ストレスよっても栄養不足は亢進しますので、その場合にも鉄、他にはビタミンCやビタミンB、亜鉛、マグネシウム、ビタミンDなど多くの栄養素が不足している可能性が高いかと思われます。

また、特に鉛筆をかじってしまう子供がかなり危ないのではないのかと個人的に考えているのですが、それは子供の頃からの鉄不足が精神、メンタル、体の様々な組織、ホルモン分泌などに影響を与え、将来心や体に問題が出てしまうかもしれないためです。

更に、鉛筆をかじってしまうということは、少なからずその芯の部分、つまり鉛を体内に取り込んでしまっていることもないとは言いきれませんよね。
そうした有害重金属の蓄積により、副腎疲労、機能性低血糖、精神疾患、発達障害、血糖調整異常、腸内環境悪化など本当に多くの不調の原因になってしまいかねません。

そう考えると、ただの癖と片付けてしまうのは怖いと思いませんか…？

めまいや立ちくらみ、疲れやすいなどはもちろん、硬いものが食べたくなったり、鉛筆をかじってしまう癖があった、もしくは今も、自分の子供がそうだという方は鉄不足と思っても良いかもしれませんね…。
詳しく知りたい方はやはり栄養療法実施クリニックでの栄養学的採血をオススメします。
有害金属の蓄積も調べてくださるところもありますのでご興味のある方は是非！（回し者ではありません笑）

病院まで行かずとも自分でサプリを試すところから始めても良いかもしれませんね。
こちらや