外国産のお肉でも…。安く、柔らかく、臭みなく！国産肉に負けないくらい美味しく食べるちょい技のこと。

こんにちは、りょうです。
前回の記事に引き続き外国産のお肉のお話です。

どうしても外国産のお肉と言うと｢硬い｣「まずい」「体に悪そう」｢臭そう｣というイメージが強いのですが、実際に調べてみるとそんなことないかもしれませんよーということになりそうです。

前回の記事では
・外国産のお肉は安いけど質が悪いわけじゃない
・ホルモン剤や薬物などが多量に使われていて人間にと悪影響！というのは少なくとも今の時代はほとんど当てはまらない
・安いのは土地の広さや大量輸出、餌となる穀物が沢山作れることなどによるコスト削減のおかげ

ということだったかと思います。

そうなれば安くて大量に、安心して食べられるお肉の選択肢として外国産のお肉は力強い味方になりそうです。
糖質制限している方、トレーニングをしている方、育ち盛りのお子さんがいる親御さん、旦那さん、もしくは奥さんが超肉食で…という方にとってはかなりありがたいことになるかもしれません（笑）

しかし、まだ問題が残っていますよね。

はい、「臭み」と「味」の問題ですね。

そんな残りの、なかなか厄介そうに思われるこの問題について今回は考えていこうと思います！
安く、安心に、しかも柔らかくて臭みのない美味しいお肉が沢山食べられたら……。
今まで国産のお肉を｢高いけれど仕方ないか｣と考えながら買って食べていたのが悔やまれるほど美味しく外国産のお肉が食べられたら！これほど嬉しいことはないはず…
というわけで考えていきます。
いつもの通りあくまで個人的に食べやすい、臭みがないと感じられる方法になりますのでお試しになって｢美味しくない｣｢臭みが残ってる｣もしくは｢自分の方が上手く調理できる｣という方はご了承ください、
というより情報のご提供をお願いします（苦笑）

①臭みをなくす
オージービーフ（オーストラリア産の牛肉）に特に言われることですが外国産のお肉は臭いというイメージが根づよいですよね。
変なものを食べている、というわけではもちろんなく、牛に関しては牧草を食べて育っているため、お肉にもその匂いが影響して国産の穀物飼育の肉と比べ気になる匂いが出てしまうということなのです（ざっくりした説明になりますが）

そんな臭みのあるお肉をなんとかする方法ですが
・香りの強いスパイスを使う（クミン、カレー粉、ローズマリー、バジル、ガーリックなど）
・調理前に牛乳やお酒に漬けておく
・臭みが出やすいとされる脂肪の部分を取り除く
・重曹で洗う（水200cc程度に塩と重曹を小さじ一ずつ入れて混ぜそこでお肉を洗う。水と塩、重曹の量は肉の量などで変えてください。）
・生姜やネギ、にんにく、セロリなどの香味野菜と一緒に一度茹でる
などが挙げられますね。

②柔らかくする
これに関してはかなり出尽くしていてご存知の方も多いかもしれませんが参考になれば…（汗）

・漬け込む（お酒、マヨネーズ、塩麹、大根おろし、舞茸、おろし玉ねぎ、舞茸など。多少の糖質を気にしないという方であれば、キウイフルーツ、りんご、パイナップルなどの果物やブライン液（水200mlに塩と砂糖それぞれ10gずつの漬け込み液）などに漬け込むということも良いかと思います。）
・肉全体を綿棒やすりこぎ、肉叩きなどで叩いて繊維を壊す
・炭酸水、重曹を入れて煮込む
・フォークで穴を開ける
・脂肪や繊維の部分に切込みを入れる
・豆と一緒に煮込む（豆の酵素により柔らかくなります）
・低音で長い時間煮込む
・長時間焼いたり蒸したりし過ぎない
などが主なところかと思います。
個人的にはフォークで穴をあけ、お酒に漬け込んで、炭酸水で低音で長時間煮込む方法にするとシチューやトマト煮、カレーなどに関してはびっくりするほど柔らかくほろっほろ、トロットロになります！
煮込むことに関しては煮込みすぎると固くなるよ！ということも言われていますが、煮込み方によるそうで、低音であれば最初は固くなってもある時間（1時間くらい？）を過ぎると急にほろっほろになるとされています。脂身付きのお肉に限らずどんなお肉にも当てはまるそうなので気になる方はお試しを…。

今回はお肉を柔らかく、臭みなく食べる方法について考えてみました！牛のお肉についてが中心になってしまいましたが豚肉、鶏肉に関しても同じ方法で、特に鶏肉であれば臭みは簡単に取れるかと思います。
ちょっと手間がかかるかもしませんが、安く、美味しく大量にと肉が食べられるならこんな手間なんでもない！！
と思っていただければ幸いです（苦笑）

また、外国産のお肉は美味しくないというイメージを少しでも払拭して頂けたなら嬉しいですし、そうして外国産のお肉が売れるようになれば、さらに大量に輸入するようになりさらに値段も下がるかもしれませんよ…。

今のお肉は昔ほど臭くないとも言われていますので｢昔食べて嫌いになったから｣という方も1度お試ししてみてはいかがでしょうか？